「コロナ禍でさらに追い詰められる子どもたち 〜子どもの権利をテコにして考える」
コロナ禍において、私たちの生活も大きな影響を受けていますが、以前から弱い立場に置かれていた途上国の子どもたちや、日本国内のマイノリティの子どもたちはさらに厳しい状況下に置かれています。これまで、暴力、搾取、虐待、差別などの危機にさらされている子どもたちを支援するため「子どもの権利」の普及などに取り組んでこられた実践者より、現在の海外、日本国内の子どもたちの実態を伺い、子どもたちを守るためにはどのような取り組みが必要かについて考える講座を開催します。
あわせて、午前の部ではわたしたちは感染症とどう向き合っていくかについて考えるオリジナルのワークショップを紹介します。
プログラムの内容
午前の部 10:00-11:30
「感染症から考える ーwithコロナとどう向き合うかー」
コロナウイルスの影響で世界や身の周りの生活が大きく変化し、「withコロナ」という言葉が広がっています。そこで、講師が考えた化学実験や開発教育協会(DEAR)のワークシートなどを用い、ディスカッションを通して「withコロナとどう向き合うか」を考えます。感染症の広がりを実体験する化学実験の作成経緯や展開例なども紹介します。講師:金田 将裕さん(京都市立西京高校 教諭)
【プロフィール】京都市立西京高等学校、理科(化学)教諭。2016年にJICA教師海外研修(ネパール)に参加。この年から、各国で活動中の青年海外協力隊の友人を訪れ始め、この経験をもとに授業の中で国際理解について触れるようになる。また、JICA関西の教師海外研修OB会で開発教育の勉強会に参加しながら、自らワークショップを実践するようになる。2020年から青年海外協力隊として派遣予定だったが、現在延期となっている。
午後の部 13:30-15:30
「コロナ禍でさらに追い詰められる子どもたち 〜子どもの権利をテコにして考える」
世界の様々な困難を抱える子どもたちを支援されてきた講師から、コロナ禍の途上国や日本国内のマイノリティの子どもたちの様子などについてお話を伺ったのち、「これまで子どもの権利をテコに考えたり、行動を起こしたことはあるか」についてグループでのディスカッションを行います。講師:甲斐田 万智子さん(認定NPO法人国際子ども権利センター(シーライツ)代表理事)
【プロフィール】認定NPO法人国際子ども権利センター(シーライツ)代表理事。
日本ユニセフ協会勤務後、ブータン、インドに滞在しストリートチルドレンや貧困少女たちにかかわる。1996年にシーライツに入職。国内外で子どもの権利普及活動に携わる。2004年からカンボジアで児童労働・人身売買防止事業に従事し、2010年に帰国。2012年から文京学院大学教員。編著『世界中の子どもの権利をまもる30の方法』(合同出版)共著『SDGsと開発教育:持続可能な開発目標のための学び』(学文社)など。
対象
教育関係者、学生、その他国際教育に関心のある方ならどなたでも。申込方法
以下の①②いずれかの方法でお申し込みください。①Google formsからの申込: 申込フォームはこちらから
②メールでの申込:「国際教育ワークショップ参加」の件名で、下記の1.~5.の項目を明記して omori@s-i-a.or.jp あてに送信してください。
【申込時にお伝えいただく項目】
- お名前
- E-mailアドレス
- 電話番号
- 所属先
- 参加希望の内容(A・B) ※複数選択可 A. 午前の部 B. 午後の部
定員について
午前の部、午後の部 各60人※準備の都合上、2月10日(水)申込締切とします。
※なお、受講決定者には、こちらからメールでご連絡を差し上げます。
Detalhes
Data e Hora
sab, 13/02/2021
09:50 - 16:00
Zoom入室受付は、午前の部 9:30~、午後の部 13:00~
午前の部、午後の部どちらか一方の参加だけでも可。
午前の部、午後の部どちらか一方の参加だけでも可。
Local
オンライン Zoom
Custo de participação
無料
Contactos
Informação |
(公財)滋賀県国際協会
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TEL |
077-526-0931
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omori@s-i-a.or.jp
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