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保存版ほぞんばん できることから地震対策じしんたいさく!!
〜そなえれば地震じしんはコワクナイ〜

No1 --「ドン!」ときたら、「ぐらっ」ときたら あわてず確実かくじつ
No2 --外出先がいしゅつさきでは周囲しゅういのパニックにまどわされない
No3 --こうすれば家具かぐ固定こていできる
No4 --非常持出品ひじょうもちだしひんをそろえましょう
No5 --地震じしん二次被害にじひがいそなえましょう
No6 --家族かぞく連絡方法れんらくほうほうを決めておきましょう
No7 --避難生活ひなんせいかつかんがえておきましょう
No8 --応急手当おうきゅうてあてをマスターしましょう
No9 --地震災害じしんさいがい、お役立やくだちシート(保存版ほぞんばん

発行: 滋賀県
翻訳・編集: 滋賀県国際協会・ボランティアグループ 「みみタロウ」
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「ドン!」ときたら、「ぐらっ」ときたら あわてず確実かくじつ

最近さいきん日本各地にほんかくち地震じしんきています。滋賀県しがけんでも、琵琶湖西岸断層帯びわこせいがんだんそうたいによる地震じしん東南海とうなんかい南海地震なんかいじしんによって、つよいゆれがしょうじる可能性かのうせい県内けんないひろ範囲はんいにおよんでいます。いざ、というとき時にそなえがあるように、徹底地震対策情報てっていじしんたいさくじょうほうシリーズしりーずでおとどけします。

発生 ●まず()(まも) ることに(てっ)します。(つくえ)ベッド (べっど)(した)() をかく し、 寝て(ねて)いるときはふとん・(まくら)(あたま)(まも) ります。
(ちい) さなゆれでも()()習慣 (しゅうかん) をつけておきます。ただし、 自動的(じどうてき)ガス(がす)供給(きょうきゅう)遮断 (しゃだん) するガスマイコンメーター (がすまいこんめーたー)設置 (せっち) されているので、無理(むり) をしてはいけません。
1〜2分後 避難口 (ひなんぐち)確保(かくほ ) します。ドア(どあ)()(ひら) けて脱出口( だっしゅつこう)確保 (かくほ) します。集合住宅 ( しゅうごう じゅうたく)ドア (どあ)(ひら) かなくなることがありますが、(まど)比較的(ひかくてき) (ひら) きやすくな っています。
火元(ひもと)確認(かくにん)初期 消火( しょきしょうか) をします。
屋内 (おくない) でもくつをはきます。ガラス(がらす) などから(あし)( まも) り、すぐに避難(ひなん ) でき るようにしておきます。
家族 (かぞく)安全 (あんぜん)確認(かくにん) します。家屋(かおく )倒壊(とうかい)山崩(やまくず) れなどの危険(きけん) があればただちに避難 (ひなん) します。 屋外 (おくがい )() るときは() れたガラス( がらす)( かわら)看板 (かんばん)() ちてこないか十分(じゅうぶん) 注意(ちゅうい) します。
3〜5分後 非常持出品( ひじょうもちだしひん)手元(てもと )用意 (ようい ) します。
近所 (きんじょ)出火(しゅっか)確認 (かくにん ) します。
情報(じょうほう )収集 (しゅうしゅう) しますラジオ (らじお )。 などから( ただ) しい情報(じょうほう)( あつ) め、デマ(でま ) にまどわされないようにし ます。
5〜10分後 地域 (ちいき)災害時要援護者(さいがいじようえんごしゃ)安否 (あんぴ)確認 (かくにん) します
10分後〜数時間後 余震 (よしん) による家屋(かおく)倒壊(とうかい) や、火災 (かさい)延焼( えんしょう) などの危険(きけん) があれば避難(ひなん) します。
() どもを学校(がっこう) などにむかえに() きます。
出火(しゅっか)防止(ぼうし) します。ガス(がす)元栓(もとせん)() めます。自宅(じたく) をはなれるとき は、電気(でんき)ブレーカー(ぶれーかー)() とします。
自宅(じたく) をはなれるときは、()(さき)メモ(めも)() いて玄関(げんかん) など目立(めだ) つと ころにはります。
〜3日
非常(ひじょう) 備蓄品(びちくひん)()() します。自足(じそく)生活(せいかつ)原則(げんそく) ですが、地域(ちいき) での(たす)() いも大切(たいせつ) です。
自主( じしゅ) 防災(ぼうさい) 組織(そしき) やとなり近所(きんじょ)協力(きょうりょく) して救助(きゅうじょ) 救出(きゅうしゅつ)消火(しょうか) 活動(かつどう) をし ます。消防署(しょうぼうしょ) (など) への通報(つうほう) もします。
避難(ひなん) するときは集団(しゅうだん)行動(こうどう) します。避難(ひなん)徒歩(とほ) とし、ブロック(ぶろっく) (へい)()れた電線(でんせん)ガラス(がらす) (まど) には(ちか) づ かないようにします。
情報(じょうほう)収集(しゅうしゅう) します。(けん) 市町(しちょう)広報(こうほう)注意(ちゅうい) します。
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外出先(がいしゅつさき)では周囲(しゅうい)パニック(ぱにっく)にまどわされない

ビル街(びるがい)

建物 (たてもの )倒壊(とうかい)ガラス(がらす)看板(かんばん) などの落下(らっか)自動(じどう)販売機(はんばいき)転倒(てんとう)注意(ちゅうい) しま す。かばんで(あたま)(まも) って広場(ひろば) などへ避難(ひなん) します。

住宅街(じゅうたくがい)

ブロック 塀(ぶろっく へい)門柱(もんちゅう)転倒(てんとう)ガラス(がらす)(かわら)落下(らっか)() れた電線(でんせん)注意(ちゅうい) します。

地下街(ちかがい)

構造的(こうぞうてき)丈夫(じょうぶ)火災(かさい)(たい) する設備(せつび)充実(じゅうじつ) しています。ゆれがおさまって からおちついて誘導(ゆうどう) 標識(ひょうしき)誘導員(ゆうどういん)指示(しじ)避難(ひなん) します。

(くるま)運転中(うんてんちゅう)

ハンドル(はんどる) をしっかり(にぎ) り、道路(どうろ)(ひだり)寄せて(よせて) (とめ)ラジオ(らじお)情報(じょうほう)() ま す。(くるま)避難(ひなん) するときは(まど)() め、 ドア(どあ)ロック(ろっく) せずにキー(きー) をさした まま() いておきます。できれば車検証(しゃけんしょう) などを() っていきます。

エレベーター(えれべーたー)

(すべ) ての(かい)ボタン(ぼたん)() して、() まっ た(かい)() ります。()() められたら()()ボタン(ぼたん)()(つづ) けます。

デパート(でぱーと)スーパー(すーぱー)

買い物(かいもの) もの かごやかばんで(あたま)(まも) ります。商品(しょうひん)(だな)下敷(したじき)にならないように安全(あんぜん)場所(ばしょ) でゆれがおさまるのを() ち、店員(てんいん)指示(しじ)避難(ひなん) します。

電車(でんしゃ)地下鉄(ちかてつ)バス(ばす)

(まえ)座席(ざせき)() すりにしっかりつかま ります。非常口(ひじょうぐち) から脱出(だっしゅつ) するときは係員(かかりいん)指示(しじ)(したが) います。

災害時(さいがいじ)要救援護者(ようきゅうえんごしゃ)配慮(はいりょ)しましょう

災害時(さいがいじ)要救援護者(ようきゅうえんごしゃ)高齢者(こうれいしゃ)乳幼児(にゅうようじ)病気(びょうき)障害(しょうがい) のある(ひと) など、自力(じりき)災害(さいがい)対応(たいおう) することが困難(こんなん)(ひと)

高齢者(こうれいしゃ)傷病者(しょうびょうしゃ)

応急(おうきゅう)担架(たんか)使用(しよう) するか、お ぶって避難(ひなん) します。

()不自由(ふじゆう)(ひと)

状況(じょうきょう)() らせ、避難(ひなん) する場合(ばあい) は、つえ を()()反対(はんたい)() でひじの(うえ) あたり をつかんでもらい、ゆっくり誘導(ゆうどう) しま す。階段(かいだん)障害物(しょうがいぶつ)説明(せつめい) しながら (ある) き ます。

(みみ)不自由(ふじゆう)(ひと)

() ぶりや筆談(ひつだん) ひつだん で、あるいは(おお) きく(くち) くち を(うご) かして(はなし)ます。
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こうすれば家具かぐ固定こていできる

タンス(たんす)(など)

● つっぱり(ぼう)使(つか) うときは、天井(てんじょう)十分(じゅうぶん) 強固(きょうこ) であることを確認(かくにん)
● じゅうたんや(たたみ)(うえ)家具(かぐ)(たお) れやすい。できるだけ(べつ)部屋(へや)(うつ) すか、(した)(いた) をしく。
(きず) をつけたくない家具(かぐ)ネジ(ねじ) () めができない を固定(こてい) する場合(ばあい) 、天板 の(うえ) にもう一枚板(いちまいいた) を き、この に金具(かなぐ)()() ける。

食器棚(しょっきだな)本棚(ほんだな)(など)

本棚(ほんだな) には(おも) たい(ほん)(した) に れ、できるだけ をなく す。
ガラス面(がらすめん) には飛散(ひさん) 防止(ぼうし) フィルム(ふぃるむ)() る。
棚板(たないた) にふきんをしくとすべり() めになる。
(だな)(うえ)荷物(にもつ) はおちてくるのでできるだけ () かない。

テレビ(てれび)パソコン(ぱそこん)(など)

(たか)場所(ばしょ)() かないようにします。
樹脂製(じゅしせい)免震(めんしん) シート(しーと)耐荷重(たいかじゅう)耐用(たいよう) 年数(ねんすう)確認(かくにん)極端(きょくたん)(おも) たい(もの) への使用(しよう) には要注意(ようちゅうい)

冷蔵庫(れいぞうこ)

(とびら)(ひら) いて(なか) のものが()() さな いように(ひら)()金具(かなぐ) を。
固定(こてい)(うら)取手(とって)(かべ) をつなぐか (専用(せんよう)器具(きぐ) のあるものもあ る)、(とびら)(とびら)(あいだ)ワイヤー(わいやー)(とお) して(かべ)固定(こてい)

照明(しょうめい)

蛍光灯(けいこうとう)両端(りょうたん)耐熱(たいねつ) テープ(てーぷ)() める。
()()(がた) は、ワイヤー(わいやー)チェーン(ちぇーん)天井(てんじょう)数個所(すうかしょ)固定(こてい)

ピアノ(ぴあの)

(あし) にはすべり() め、本体(ほんたい) には(きず) がつかないようにビニール(びにーる)コート(こーと) されたワイヤー(わいやー)テープ(てーぷ)() くなどし たワイヤー(わいやー)(かべ)固定(こてい)

(かべ )下地(したじ)確認(かくにん)

ヒートン(ひーとん)ワイヤー(わいやー)チェーン(ちぇーん) またはL() 金具(かなぐ)家具(かぐ)(かべ)固定(こてい) するときは、(はしら)鴨居(かもい)(かべ)中柱(なかばしら)中桟(なかさん)ネジ(ねじ) がくる ようにします。
石膏(せっこう)ボード(ぼーど) では十分(じゅうぶん)固定(こてい) できないことがあります。

エアコン(えあこん)(かべ) ()時計(とけい)(がく)

● L() 金具(かなぐ) やフック で(かべ)固定(こてい) します。

家具(かぐ)配置(はいち)工夫(くふう) しましょう。

寝室(しんしつ) には家具(かぐ)() かない
(とく)高齢者(こうれいしゃ)() どもの部屋(へや) には(おお) き な家具(かぐ)() かない
家具(かぐ)(たお) れやすい方向(ほうこう) には() ない
出入口(でいりぐち)付近(ふきん) には(もの)() かない
家具(かぐ)(たお) れても()(みち) をふさがないよ うに()
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非常持出品ひじょうもちだしひんをそろえましょう

非常持出品( ひじょう もちだしひん)  一覧 ( いちらん ) はこちら

避難(ひなん) するときにもっていくための備蓄品(びちくひん)です。(まくら) もとやベッド(べっど)(した) など にくつ、手袋(てぶくろ)ヘルメット(へるめっと) (など)一緒(いっしょ)(そな) えておきます。男性(だんせい) 15kg、女性(じょせい) 10kg が目安(めやす)() どもは自分(じぶん) でもてる(おお) きさを。(はな) ればなれになったときの ために荷物(にもつ)各自(かくじ)リュックサック(りゅっくさっく)分散(ぶんさん) させます。
● 「その他(そのた) 」としては、携帯電話(でんわ)充電器(じゅうでんき)(くるま)シガーソケット(しがーそけっと) から 充電(じゅうでん) できるタイプ(たいぷ)使(つか) いきりタイプ(たいぷ) )、粉ミルク(こなみるく) ・ほ(にゅう) びん、(かみ) おむ つ、かぶれ() め、清浄綿(しょうじょうめん)母子 健康手帳(ぼし けんこうてちょう)コピー(こぴー)離乳食(りにゅうしょく)常備薬(じょうびやく)処方(しょほう) せんのコピー(こぴー) 、おかゆ、補聴器(ほちょうき)ラジオ(らじお) など。
印鑑(いんかん)通帳(つうちょう)権利証(けんりあかし)貴金属類(ききんぞくたぐい)持出(もちだし)(ふくろ)() れておくと()() にねら われるので、すぐ()() せる安全(あんぜん)場所(ばしょ)保管(ほかん) します。

非常備蓄品(ひじょう びちくひん)

救援(きゅうえん)活動(かつどう)() けられるまで自活(じかつ) するための備蓄品(びちくひん) です。家族(かぞく)3日間(みっかかん) 程度(ていど) ()ごすために必要(ひつよう)(りょう)目安(めやす) です。すぐに()() せる場所(ばしょ)保管(ほかん) しま す。

いつも() べている(もの)使(つか) っている(もの) をちょっと余分(よぶん)()() きして おけば立派(りっぱ) な「非常(ひじょう)備蓄品(びちくひん) 」にな ります。() れかえは(わす) れずに!!


その(ほか)装備(そうび)

それぞれすぐ使(つか) える場所(ばしょ)常備(じょうび) しましょう。
台所(だいどころ)居間(いま)消化器(しょうかき)
玄関(げんかん) からの脱出用(だっしゅつよう)(おの) などの工具(こうぐ)
●2(かい) からの脱出用(だっしゅつよう)(なわ)
職場(しょくば) から(ある) いて(かえ)事態(じたい)(そな) えて、(つくえ)ロッカー(ろっかー) に も運動(うんどう) (くつ)手袋(てぶくろ)タオル(たおる)高カロリー(こうかろりー) 食品(しょくひん)(みず)(うご) きや すい服装(ふくそう)経路図(けいろず)家族(かぞく)写真(しゃしん) などを(そな) えておきま す。

どこで()えるの?

防災(ぼうさい)用品(ようひん) コーナー(こーなー)アウトドア店(あうとどあてん) なら専用(せんよう)商品(しょうひん)豊富(ほうふ) です が、(おお) くは通常 の(みせ)()()購入(こうにゅう) 可能(かのう) です。災害(さいがい)()必要(ひつよう)(もの)普段(ふだん)買物(かいもの) をしながら(さが) すのが基本(きほん) です。

非常食(ひじょうしょく) :かんパン(ぱん)(くわ) え、() () ちのする普通(ふつう)食品(しょくひん)用意(ようい) しておく。() れかえは(わす) れずに。
懐中(かいちゅう) 電灯(でんとう)ラジオ(らじお) 通常(つうじょう)電気店(でんきてん) でも購入(こうにゅう) 可能(かのう)電池(でんち) 不要(ふよう) の人力発電(はつでん)タイプ(たいぷ) もある。
ヘルメット(へるめっと)ホームセンター(ほーむせんたー)土木(どぼく)建築用(けんちくよう) 金物店(かなものてん)購入(こうにゅう)可能(かのう)バイク用(ばいくよう)スポーツ用(すぽーつよう)調(しら) べてみるとよい。
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地震じしん二次被害にじひがいそなえましょう

消火(しょうか)チャンス(ちゃんす) は3(かい)

ゆれを(かん) じたとき

最初(さいしょ)衝撃(しょうげき) がそれほど(つよ) くなければ、すかさず()() します。() ごろから(ちい) さなゆれでも()()習慣(しゅうかん) をつけます。

 ゆれがおさまったとき

(つよ) いゆれの最中(さいちゅう)火元(ひもと)(ちか) づくのはかえって危険(きけん) で す。ゆれがおさまるのを() って()() します。

 出火(しゅっか) したとき

出火(しゅっか)してから3分間(ぷんかん)勝負(しょうぶ) です。(ちい) さな出火(しゅっか) でも大声(おおごえ)近所(きんじょ)(たす) けを(もと) め、119(ばん)通報(つうほう) もします。 消火器(しょうかき)(みず) だけでなく、毛布(もうふ) でおおうなど手近(てぢか) なも のをフル(ふる)活用(かつよう) します。ただし、天井(てんじょう)()(うつ) ったら いさぎよく避難(ひなん) します。() えている部屋(へや)ドア(どあ)(まど) はできるだけ() めて空気(くうき)遮断(しゃだん) します。

消火器(しょうかき)使(つか)(かた)

<1> 安全(あんぜん)ピン(ぴん)(ゆび) をかけ、(うえ)()()

<2>ホース(ほーす) をはずして火元(ひもと)() ける

<3> レバー(ればー)(つよ) くにぎって噴射(ふんしゃ) する

<4> 左右(さゆう) にほうきではくようにする
<5> 出口(でぐち)() にして、(けむり)薬剤(やくざい)退路(たいろ)見失(みうしな) わ ないようにする

火元(ひもと) (べつ) 初期(しょき) 消火(しょうか)方法(ほうほう)

(あぶら)なべ

● あわてて(みず) をかけない
毛布(もうふ)(おお) きめのタオル(たおる) をぬらし て()手前(てまえ) からかぶせて空気(くうき)遮断(しゃだん) する(消火器(しょうかき)利用(りよう)()
マヨネーズ(まよねーず) 投入(とうにゅう)禁止(きんし)

石油ストーブ(せきゆすとーぶ)

真上(まうえ) から一気に(いっきに)(みず) をかける
灯油(とうゆ) がこぼれて(ひろ) がっていたら毛布 (もうふ ) などでおおってから(みず) をか ける(消火器(しょうかき)利用(りよう)()

自分自身(じぶんじしん)

(ころ)(まわ) る、(ひと) にたたき() しても らう(消火器(しょうかき)利用(りよう)()
(かみ)()場合(ばあい)(あたま) からタオル(たおる)衣類(いるい) をかぶる (化学(かがく)繊維(せんい) はさける)

カーテン・ふすま

天井(てんじょう)()(うつ) らせないために、カーテン(かーてん)() きちぎり、ふすま はけり(たお) してから消火(しょうか) する

風呂場(ふろば)

● いきなり()() けると()(いきお) い が(つよ) くなることがあり危険(きけん)
ガス(がす)元栓(もとせん)()め、()徐々(じょじょ)() けて、一気(いっき)消火(しょうか) する

電化 製品(でんかせいひん)

● まずコンセント(こんせんと)() いて感電(かんでん)防止(ぼうし) してから消火(しょうか) する

火災(かさい) からの避難(ひなん)ポイント(ぽいんと)

天井(てんじょう)()(うつ) ったら初期(しょき)消火(しょうか)限界(げんかい) 、すぐに避難(ひなん)
災害(さいがい) () 要援護者(ようえんごしゃ)優先(ゆうせん)
服装(ふくそう)()(もの) にこだわらずできるだけ(はや)避難(ひなん)
● ちゅうちょは禁物(きんもつ)()(なか)一気(いっき)(はし) りぬける
(けむり)() かれないように姿勢(しせい)(ひく)
● いったん()() したら(なか) には(もど) らない
()(おく) れた(ひと) がいるときは(ちか) くの消防(しょうぼう) 隊員(たいいん)() らせる

地震(じしん)保険(ほけん) について: 地震(じしん) による火災(かさい)被害(ひがい)延焼(えんしょう)(ふく) む)は、火災(かさい)保険(ほけん) では保険金(ほけんきん)支払(しはら) われません。地震(じしん)保険(ほけん)火災(かさい)保険(ほけん)()(くわ) える契約(けいやく) ですので、契約(けいやく) している保険(ほけん)会社(かいしゃ)確認(かくにん) しましょう。

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家族かぞく連絡方法れんらくほうほうを決めておきましょう

緊急()通信(つうしん)優先(ゆうせん) させるためにも、 家族間(かぞくかん)連絡(れんらく)通話(つうわ) ではなく、(べつ)手段(しゅだん)利用(りよう) しましょう。

● NTT災害用(さいがいよう) 伝言(でんごん) ダイヤル(だいやる) 「171」を利用(りよう) します。
公衆(こうしゅう) 電話(でんわ)優先的(ゆうせんてき)回線(かいせん)()() てられ、つながりやすいので、近所(きんじょ)公衆(こうしゅう) 電話(でんわ)場所(ばしょ)チェック(ちぇっく) しておきます。
被災地(ひさいち) にかけるより、遠隔地(えんかくち) にかけた(ほう) がつながりやすいので、遠隔地(えんかくち)(しん) せきに各自(かくじ)連絡(れんらく)() れて情報(じょうほう)集約(しゅうやく) してもらうことも可能(かのう) です。

災害用(さいがいよう)伝言(でんごん)ダイヤル(だいやる)

1(がつ)(のぞ)毎月(まいつき)1日(ついたち) と8(がつ) 30(にち) から9(がつ) 5日(いつか)防災(ぼうさい)週間(しゅうかん)体験(たいけん)利用 (りよう ) できます。

「171」(おぼ) えておこう!

携帯(けいたい)電話(でんわ) では「災害用(さいがいよう)伝言板(でんごんばん) 」も利用(りよう) できます。

メール(めーる)機能(きのう)利用(りよう) したサービス(さーびす) です。
● NTTドコモ(どこも) 、au、ツーカー(つーかー) ではサービス(さーびす) が始まっています。
使(つか) い方 をあらかじめ確認(かくにん) しておきます。
平成(へいせい) 17(ねん) 3(がつ)現在(げんざい))

(なに) もできない」が(やく) 4(わり)

戦後(せんご) 最大 (さいだい )被害(ひがい) をもたらした阪神(はんしん)淡路(あわじ) 大震災(だいしんさい) 。 そのとき、人々(ひとびと) がどういう行動(こうどう) をとったのかをアン ケートしたところ、「(なに) もできなかった」と(こた) えた(ひと) が39.5%にのぼってい ます。(ひと)恐怖感(きょうふかん)(いだ) く と、とっさに()(うご) きがと れなくなったり、パニック(ぱにっく)におちいったり しがちです。いざという ときに冷静(れいせい)行動(こうどう) できな いと、(いのち) にかかわる危険性(きけんせい) も。地震(じしん)発生(はっせい)() にあわてないためにも、いざ というときどうしたらいいかを、家族(かぞく) みんなで(はな)() っておきましょう。
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避難生活ひなんせいかつかんがえておきましょう

不自由(ふじゆう)で、プライバシー(ぷらいばしー)もほとんどない生活(せいかつ)ですが、そんなときこそおたがいの気持(きも)ちを理解(りかい)()(たす)()いましょう。

避難所(ひなんじょ)では、自主(じしゅ)防災(ぼうさい)組織(そしき)自治会(じちかい)(はい)っていない(ひと)災害時(さいがいじ)要援護者(ようえんごしゃ)旅行者(りょこうしゃ)などが孤立(こりつ)しないように、また自分(じぶん)孤立(こりつ)しないように十分(じゅうぶん)コミュニケーション(こみゅにけーしょん)()ります。
(なや)(まえ)避難所(ひなんじょ)にいる自治体(じちたい) 職員(しょくいん)保健師(ほけんし)警察官(けいさつかん)相談(そうだん)します。
迷惑(めいわく)をかけないようにします。
ストレス(すとれす)解消(かいしょう)(つと)めます。(かる)運動(うんどう) でも効果(こうか)があります。
避難所(ひなんじょ)運営(うんえい)行政(ぎょうせい)ボランティア(ぼらんてぃあ)(まか)せきりにせず、自主(じしゅ) 防災(ぼうさい)組織(そしき) などが中心(ちゅうしん)となって管理(かんり)運営(うんえい)します。
● かぜやインフルエンザ (いんふるえんざ )蔓延(まんえん)のおそれがありま す。手洗(てあら)い・うがいを し、必要(ひつよう)(おう)じてマスク (ますく )着用(ちゃくよう)します。
(くるま)(なか)(とま)場合(ばあい)エコノミークラス(えこのみーくらす) 症候群(しょうこうぐん)注意(ちゅうい)します。 やむを()車中(しゃちゅう)ですごす 場合(ばあい)は、水分(すいぶん)をこまめにとり、 足先(あしさき)(うご)かす運動(うんどう) をします。車中(しゃちゅう)(はく)数日(すうじつ)限界(げんかい)のようです。

被災(ひさい)家屋(かおく)へは
応急(おうきゅう)
危険度(きけんど) 判定士(はんていし)家屋(かおく)二次(にじ)被害(ひがい)危険性(きけんせい)判断(はんだん) し、入口(いりぐち)付近(ふきん)ステッカー(すてっかー)をはります。

(あか)

危険(きけん)
その建物(たてもの)立入禁止(たちいりきんし)

()

要注意(ようちゅうい)
立入(たちいり)十分(じゅうぶん)注意(ちゅうい)


(みどり)

調査済(ちょうさすみ)
建物(たてもの)使用(しよう)可能(かのう)


ガス(がす)震度(しんど) 5程度(ていど)以上(いじょう)自動的(じどうてき)に遮断される装置(そうち) がほぼ全戸(ぜんこ)()()けられています。 安全(あんぜん)確認(かくにん)復旧(ふっきゅう)方法(ほうほう)事前(じぜん)確認(かくにん)しておきます。
トイレ(といれ)使(つか)(まえ)(みず)だけを(なが) して下水道(げすいどう)復旧(ふっきゅう) しているか確認(かくにん)します。不具合(ふぐあい) があったら市町(しちょう)役場(やくば)連絡(れんらく)します。
電気(でんき)ブレーカー(ぶれーかー)()れる(まえ) に、ガス(がす)のにおいがしないか確認(かくにん)します。
ガス(がす)() れていたら十分(じゅうぶん)換気(かんき) します。その(とき)換気扇(かんきせん)をつけ ないように注意(ちゅうい)してください
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応急手当おうきゅうてあてをマスターしましょう

地震(じしん)災害(さいがい) のように同時(どうじ)多数(たすう) のけが(にん)発生(はっせい) した場合(ばあい)救急 (きゅうきゅう ) による救護(きゅうご)(のぞ) めない事態(じたい)(かんが) えられま す。いざというときのために応急(おうきゅう) 手当(てあ) ての方法(ほうほう)() につけましょう。

止血法(しけつほう)

出血(しゅっけつ)(おお) いと、おどろいてあわててしまいがちですが、()() いてただちに止血(しけつ)手当(てあて)をしてください。通常(つうじょう)成人(せいじん) では400ml程度(ていど) なら問題(もんだい) はありませんが、全身(ぜんしん) の1/3(1,500ml程度(ていど)以上(いじょう)(うしな) うと生命(せいめい)危険(きけん) に なります。出血(しゅっけつ) はどこから、どのように、どのくらい() ているのか観察(かんさつ) します。
● ふき() るような出血(しゅっけつ) か ⇒ 動脈性(どうみゃくせい) 出血(しゅっけつ)大至急(だいしきゅう)止血(しけつ)
● わき() るような出血(しゅっけつ) か ⇒ 静脈性(じょうみゃくせい) 出血(しゅっけつ)早急(さっきゅう)止血(しけつ)
● にじみ() るような出血(しゅっけつ)

直接(ちょくせつ)圧迫(あっぱく)止血法(しけつほう)
傷口(きずぐち)十分(じゅうぶん) におおえる(おお) きさの清潔(せいけつ)ガーゼ(がーぜ)(ぬの)() てその(うえ)(つよ)() さえる
傷口(きずぐち)心臓(しんぞう) より(たか) くしておく

間接(かんせつ)圧迫(あっぱく)止血法(しけつほう)
ふき() るような出血(しゅっけつ) で、直接(ちょくせつ)圧迫(あっぱく) 止血(しけつ)準備(じゅんび) ができるまでの(あいだ)出血(しゅっけつ) している(ところ) から心臓(しんぞう)(ちか)動脈(どうみゃく)(ほね)() かって() さえます。
上腕(じょうわん)中央(ちゅうおう)内側(うちがわ)
● わきの(した)中央(ちゅうおう)
手首(てくび) のつけ()
(ゆび)両側(りょうがわ)
● またのつけ()

骨折(こっせつ)

() れた部分(ぶぶん)()()副木(ふくぼく) )をあてて固定(こてい) し、医療(いりょう)機関(きかん)
適当(てきとう)()() がなければ、(いた)雑誌(ざっし) 、かさ、段ボール(だんぼーる) など、身近(みぢか) にあるもので代用(だいよう)

やけど

流水(りゅうすい)() やす
刺激(しげき)(つよ)場合(ばあい) はやけどした(ところ)直接(ちょくせつ) 水圧(すいあつ) がかからないよう洗面器(せんめんき) などにひたす
(ふく)() えるやけどの場合(ばあい)() たままの状態(じょうたい)(みず) をゆっくりかける
広範囲(こうはんい) でやけどした場合(ばあい)ホース(ほーす)バケツ(ばけつ)(みず) をかけるか、(みず) につけた清潔(せいけつ) なシーツ などでやけどした(ところ)() やす
子供(こども)広範囲(こうはんい) でやけどした場合(ばあい)(さむ)季節(きせつ)以外(いがい) は、浴槽 の(みず)() やす

この(ほか)人工(じんこう)呼吸(こきゅう)心臓(しんぞう)マッサージ(まっさーじ)必要(ひつよう)場面(ばめん)遭遇(そうぐう) するかもしれません。消防署(しょうぼうしょ)市町(しちょう)日本(にほん)赤十字社(せきじゅうじしゃ)開催(かいさい) する講習会(こうしゅうかい) など で心肺(しんぱい)蘇生法(そせいほう)マスター(ますたー) しておきましょう。大手(おおて)スキューバダイビング(すきゅーばだいびんぐ) 団体(だんたい) でも救命法(きゅうめいほう)講座(こうざ)(ひら) いているところがあります。

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地震災害じしんさいがい、お役立やくだちシート(保存版ほぞんばん

非常ひじょう()()(ひん)にこのシート(しーと)()れておきましょう。
避難場所(ひなんばしょ)ではどなたでもサービス(さーびす)()けられます。
安否確認(あんぴかくにん)は、171伝言ダイヤル(でんごんだいやる)で(みみタロウ(たろう)60(ごう) 参照(さんしょう)

緊急時用(きんきゅうじよう) 個人記録(こじんきろく)
氏名(しめい):           
生年月日(せいねんがっぴ):   (ねん)   (がつ)   ()(うまれ)
血液型(けつえきがた):     (がた)型 (Rh +・−)
自宅住所(じたくじゅうしょ):             
TEL:         
会社名(かいしゃめい):              
TEL: 
緊急連絡先氏名(きんきゅうれんらくさきしめい):             
TEL: 

緊急用語 (きんきゅうようご)(あなたから日本人(にほんじん)に) 

(たす)けてください。 こちらに翻訳言語を
日本語(にほんご)()かりません。  
○○()(はな)せます  
○○がいます。
病人(びょうにん)・けが(にん)(いえ)(なか)(ひと)
 
ケガ(けが)しています。  
体調(たいちょう)(わる)いです  
○○が(いた)いです。
(あたま)(くび)(むね)(こし)・おなか・()(あし)
 
○○です。
糖尿病(とうにょうびょう)心臓病(しんぞうびょう)・てんかん)
 
○○ が不自由(ふじゆう)です。
(みみ)()()(あし)
 
家族(かぞく)連絡(れんらく)をとりたい。  
○○ はどこですか。
避難所(ひなんしょ)医者(いしゃ)食べ物(たべもの)(みず)生活用品(せいかつようひん)配給(はいきゅう)電話(でんわ)トイレ(といれ)風呂(ふろ)携帯電話(けいたいでんわ)充電(じゅうでん)
 
○○ はつかえますか。
(トイレ・水道(すいどう)電話(でんわ)ガス(がす)バス(ばす)電車(でんしゃ)
 
○○ がほしいです。
(みず)粉ミルク(こなみるく)()離乳食(りにゅうしょく)オムツ(おむつ)毛布(もうふ)生理用品(せいりようひん)(ふく)
 
○○ がたべられません。
健康上(けんこうじょう)宗教上(しゅうきょうじょう))(豚肉(ぶたにく)牛肉(ぎゅうにく)・そば・(たまご)(さかな)
 

緊急用語(きんきゅうようご)日本人(にほんじん)からあなたへ)

にげてください。 こちらに翻訳言語を
ついてきてください。  
あぶないです。  
大丈夫(だいじょうぶ)です。  
○○に避難(ひなん)してください。
避難所(ひなんしょ)小学校(しょうがっこう)中学校(ちゅうがっこう)公民館(こうみんかん)
 
○○にはいらないでください。
(いえ)建物(たてもの)許可(きょか)なく)
 
○○を_()_(ふん)にくばります。
食料(しょくりょう)(みず)生活用品(せいかつようひん)
 

役立(やくだち)用語(ようご) (おぼ)えておきましょう!

避難指示(ひなんしじ) こちらに翻訳言語を 利用時間(りようじかん) こちらに翻訳言語を
広域避難場所(こういきひなんばしょ)
立ち入り禁止(たちいりきんし)
禁煙(きんえん)
通行止(つうこうど)
避難解除(ひなんかいじょ)   火気厳禁(かきげんきん)  
火事(かじ)   禁煙(きんえん)  
土砂崩(どしゃくず)   喫煙場所(きつえんばしょ)  
危険(きけん)   無料(むりょう)/有料(ゆうりょう)  
立入禁止(たちいりきんし)   貸し出し(かしだし)  
余震(よしん)   通行可能(つうこうかのう)  
応急処置(おうきゅうしょち)   通行止(つうこうどめ)  
救護所(きゅうごしょ)   消灯時間(しょうとうじかん)  
ペースメーカー(ぺーすめーかー)   エコノミークラス症候群(えこのみーくらすしょうこうぐん)  
人工透析(じんこうとうせき)   復旧(ふっきゅう)  
炊き出し(たきだし)   災証明書(さいしょうめいしょ)  
給水車(きゅうすいしゃ)      

避難所地図(ひなんしょちず)(PDF)
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